生産者の伊藤孝洋(いとう たかひろ)です。 私はこの笠間市日草場で この地域は昼と夜の寒暖の差が大きく 私の自慢の「やまのいも」の成長過程をみてください。 |
日草場地区の畜産農家の牛糞で完熟堆肥を作る施設です。 地域で出た糞尿を地域の畑に戻すことも これからの農業や環境保全には必要なことと考えています。 |
完成した堆肥は土のいい香りがします。 |
有機肥料をたっぷりと使用し、 化学肥料は使用しません。 「食物は土が育てる」を信条に 健康的な土づくりを目指しています。 |
地下(1m下)の雑菌の少ないきれいな山砂と 堆肥を入れた畑に木枠の溝をつくり 種芋の育ちやすい環境を整えます。 |
5月から6月にかけて種芋の植え付けをします。 ひとつひとつ手で行います。 少し伸びてきたツルをネットに絡めると 数日で元気に伸びて葉を茂らせます。 |
やまのいもの若葉です。 タテに長いハート型をしていてとても可愛らしいです。 太陽の光をたくさんあびて この葉がやがてどんどん緑色を濃くしていきます。 |
7月になると随分葉が茂ってきます。 この頃から虫との戦いが始まります。 |
8月はかなり葉の緑が濃くなりました。 今年の酷暑にも負けることなく すくすくと成長していました。 |
この写真はむかごです。 やまのいもは花につく種と、地中のいもの他に、 このむかごを蒔いても育ちます。 過酷な山の中でも子孫を残そうとする植物の神秘です。 |
9月にはユキヤナギのようなきれいな花が咲きます。 ユキヤナギと違って上に向かって咲きます。 |
充分に成長した葉を食べにこんな大きな虫も現れます。 きっとやまのいもの葉が美味しいのだろうけれど 葉がなくなるといもも育たなくなってしまいます。 かわいそうだけれど手でとって退治します。 (注:虫の嫌いな方は写真を大きくして見ないでください) |
試し堀りをしてみました。 いもを傷つけないように慎重に回りの土をどけていきます。 |
今年は充分な太陽のおかげて成長もいいようです。 |
10月の初収穫。 思っていたより大きく成長していました。 今年も自信をもっておすすめできます。 |
笠間方面にいらしたときは、ぜひお立ち寄りください。 やまのいもは和食はもちろん、洋食や中華にも合います。 いろいろな食べ方を試してみてくださいね。 |