「やまのいも」とは

「やまのいも」とは笠間市日草場で
私、伊藤孝洋が栽培している自然薯(じねんじょ)です。

自然薯は日本原産の野生種の山芋のことを指します。
山芋と一言でいっても、長芋、大和芋、つくね芋、いちょう芋など
たくさんの種類がありますがその中でも自然薯は唯一日本国産品種です。

標準和名:ヤマノイモ
学名:Dioscorea japonica

古くから日本人に親しまれてきましたが栽培は難しいとされてきました。
また、山に自生している自然薯は収穫量が少ないので、大変貴重品でした。
しかし高い栄養と、滋養強壮に良いことから約20年前に人の手で栽培する方法が確立されました。

やまのいも

漢方として昔から珍重されてきました。

自然薯は漢方名で「野山薬」「山薬」と呼ばれ、昔からいろいろな効用が説かれてきました。

江戸時代の本草学者 具原益軒は、本草学上の効能有る食物をうたった大和歌「和歌食物本草」に「とろろ汁折々すこし食すれば脾腎のくすり、気虚を補ふ」とうたっています。

また、調身の食として説いているのは、曹洞宗の総本山である総持寺(神奈川・鶴見)の開祖者、瑩山禅師です。座祥の心得を説いたお経の中で「腹八分目医者いらず、ゴマ、藷薯(自然薯等)を常に食べることは調身の要術なり」と説いています。

現代のように科学的に成分を調べなくても、先人達は自然薯の素晴らしさを、体験的に理解していたのです。

# やまのいも

やまのいも


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